2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

記憶の島―岡本太郎と宮本常一が撮った日本

川崎市岡本太郎美術館、2012年7月21日〜10月8日 物故作家グループ展、単独開催 鑑賞日:9月19日芸術はすべての人のためのものであり、すべての人が自分のおもむくままに自由に作りだせるから、誰のものでもない。誰のものでもないから、誰も見向きもしない。…

「具体」―ニッポンの前衛 18年の軌跡

国立新美術館、2012年7月4日〜9月10日 戦後美術動向検証展、単独開催 鑑賞日:8月10日新たな道を切り拓く。絵具は絵具ではない。キャンバスはキャンバスではない。あれも芸術である。これも芸術である。すべての素材は芸術を発生させるものとして手中にある…

与えられた形象 辰野登恵子 柴田敏雄

国立新美術館、2012年8月8日〜10月22日 現代作家二人展、単独開催 鑑賞日:8月10日かたちはどのように産みだされるのか。誰かが引いた線。その線にどんな意思があろうと、その線によって作られた地と図の関係と、かたちの発生は、線を引いた人間から離れ、新…